公開日:2023/10/23
カテゴリー:売る時の知識
【査定額が変わる?】築年数で読み解く「机上査定」と「訪問査定」の違い
こんにちは。
千葉・西船橋エリアの地元密着不動産「いい家見つかる不動産屋さん」です。
今日は、不動産売却のスタートラインである「査定」についてのお話です。
査定には、大きく分けて 机上査定 と 訪問査定 の2つがあります。
「そんなの知ってるよ」と思った方、
実はこの2つの査定には、築年数によって査定額の傾向が変わるという特徴があるのをご存知でしょうか?
■ 机上査定と訪問査定の違い
机上査定:実際に現地を見ず、過去の成約データや周辺相場、土地情報などから算出
訪問査定:現地に訪問し、建物の状況・内装・管理状態なども確認したうえでの査定
ここからが本題です。
■ 築年数10年がひとつの目安!
実はこんな傾向があります:
築10年以上の物件
→ 訪問査定のほうが査定額が上がるケースが多い築10年未満の物件
→ 訪問査定で逆に下がるケースもある
■ どうしてそんなことが起こるのか?
机上査定は、建物の中を見ていません。
築浅物件であっても、メンテナンスをしていないと、想定以上に劣化していることもあります。
たとえば:
床の傷み
壁の汚れ
水回りの劣化
外壁の汚れ・苔
築10年以内でもこうした状態が見られると、訪問査定でマイナス評価につながってしまいます。
■ 一方、築年数が経過した物件は…?
築15年、20年と年数が経っていても――
しっかりメンテナンスされていた
リフォーム済み(水回りや給湯器など)
こうした点が確認できれば、逆にプラス評価になるんです。
■ 注意!机上査定だけで判断しないで
最近では、とにかく高めの机上査定を出して面談に持ち込もうとする業者もいます。
「訪問査定で下がるかも…」という場合でも、
その背景には、築年数と管理状態による傾向があることを知っておくと安心です。
■ まとめ:あなたの物件は、どっちのタイプ?
築10年以上 → 訪問査定でプラス評価の可能性アリ!
築10年未満 → 訪問査定で下がる可能性もあるので注意!
「本当の価値」を知りたいなら、やはり一度、現地を見てもらうのが一番です。
気になる物件がある方、
「机上だけじゃなく、きちんと見て査定してくれる会社を選びたい」
そう感じたら、ぜひ当社にもお気軽にご相談くださいね。