公開日:2022/07/07
カテゴリー:売る時の知識
「時間をかければ高く売れる」──不動産売却を考えるとき、一度はこんな風に思ったことありませんか?
たしかに、景気がよくて物件価格が上昇している時期であれば、待っていれば値段が上がることもあります。バブルのような時代なら、時間が“味方”になることもあるでしょう。
でも、問題は今のように景気が不安定なときです。物価が下がり、住宅価格もじわじわ下がっている…。そんな時に時間をかけると、むしろ**「下がるリスク」が高まる**可能性があります。
でも、不動産の価格って「下げなきゃいけない」もの?
実は、不動産の価格は売主さんが決められます。
他の商品と違って、不動産はこの世に「一つだけ」。まったく同じ土地・同じ建物なんて存在しません。だからこそ、隣の家と同じ価格じゃなくても良いんです。
とはいえ、「相場」という現実もあります。
たとえば、周囲が坪30万円の相場なのに、坪60万円で売ろうとしたら……やっぱり難しいですよね。
値下げしなきゃ売れない?それって営業の“限界宣言”かも
「値下げしなきゃ売れません」と言う営業マン、実はその物件の価値を十分に伝えきれていないだけかもしれません。
本来、営業の役目はその物件の魅力を最大限に伝えること。説明を尽くす努力もせず、ただ「下げましょう」と言うだけなら、それはもうロボットでもできる仕事です。
極端な話ですが、「売りたくなければ、売らなくていいんです」。
最終的な決断をするのは、売主さんご自身です。
実は…広告費がかかるから、時間をかけたがらない理由もあります
ここだけの話、物件を売るにはそれなりにお金がかかるんです。
例えば紙のチラシ広告なら、
原稿制作費:約3〜5万円
印刷費(A4・10万部):約15万円
折込費(1枚3.7円 × 10万枚):約37万円
合計すると、約60万円ほどかかる場合も。
ネット広告も安くはありません。ポータルサイト掲載料や写真撮影など、月数万円単位でかかってきます。
こういった事情から、不動産業者側は「長期戦」になると広告費の回収が難しくなるため、早期売却を目指したがるわけです。
だからこそ、大手は利益が見込めない価格や物件は、そもそも取り扱わないということも…。
高く売るためには「売り時」を見極めることがカギ
「できるだけ高く売りたい」
この気持ちは当然ですし、私たちもそれに応えたいと思っています。
でも、現実として相場とかけ離れた価格では、いつまで経っても売れない可能性があります。3年、5年売れないというケースも本当にあります。
だからこそ、売主さんと営業マンの相談が大切なんです。
ご相談は無料です。納得できる売却を一緒に考えましょう
私たち「いい家見つかる不動産屋さん」では、
**「適正な方法で、ご納得の価格」**をモットーにご提案しています。
売却のタイミングや広告戦略など、しっかり相談したうえで売却活動を進めたい方、どうぞお気軽にご連絡ください。
おしゃべりするだけでも、気持ちが明るくなることもありますよ。
まずは気軽に話してみませんか?