公開日:2025/07/06
カテゴリー:売る時の知識
こんにちは、「いい家見つかる不動産屋さん」の角田です。
暑さと湿気が続く7月・8月――
実はこの時期、不動産市場は例年“足踏み”します。
気温と一緒に、物件の動きもゆっくりになるのがこの時期の特徴です。
■動かない時期にどう動くか?
この“動かない時期”に、ただ待つだけでいいのでしょうか?
答えはNOです。
今やるべきことは、大きく2つに分かれます。
【1】9月以降の本格始動に向けた“戦略立て”
9月になると、子育て世代を中心に「年内に家を決めたい」という動きが活発になります。
この時期を見越して、 「今から準備しておく」 という戦略が必要です。
・価格設定の見直し
・写真の撮り直し(夏の光で綺麗に撮れる)
・広告やネット掲載の強化
これらを整えておくことで、9月に入ってから「よいスタートダッシュ」が切れます。
【2】あえて8月までに“売り切る”という選択
逆に「夏の間に売ってしまいたい」という考えもあります。
その場合は、価格や露出の戦略を思い切って攻めに転じる必要があります。
ここで重要になるのが、営業担当者の「現場感」と「経験」です。
■“納得できる戦略”は、誰が立てるかで変わる
ベテラン営業が出す販売戦略は、
「なるほどね、そこまで見てたんだ」と思わず納得される方が多いんです。
最近では、画一的な“ワンパターン営業”が通用しなくなってきています。
ただネットに載せて、問い合わせを待つだけでは難しい時代です。
■「大手=安心」は、もはや過去の話?
買主さんの年齢層を見てみると、20代〜40代が中心です。
この世代、物を選ぶときは必ずしも「大手」ではなく、
自分の目で見て良いと思えば、小さな店でも買います。
だからこそ、
「誰が」「どんな目線で」「どう売っていくか」
という視点が、これまで以上に重要になっています。
■まとめ:この夏は“売り方”を考えるチャンスです
不動産が動きづらい夏だからこそ、
焦って動くのではなく、「どう売るか」をしっかり考える時期です。
「このまま様子を見る」ではなく、
「戦略的に動く」ことが、9月以降の結果を大きく変えてくれます。
当社では、物件ごとの特性・エリア性・買主層を見極めて、
売主様に合った戦略をご提案しています。
「うちはどうすればいい?」と感じたら、
お気軽にご相談くださいね。
お話するだけでも、気づきがあるかもしれませんよ。