公開日:2025/06/11
カテゴリー:売る時の知識
~バレなきゃ大丈夫、ではない“告知義務”のお話~
今日は朝からしとしと雨ですね。
こんな天気の日、不動産屋としては、あるあるな「ご相談」を思い出します。
それが――
「この雨漏り、査定のとき黙ってればバレないですよね?」
……お気持ちは分かります。
でも、ハッキリお伝えします。
◆ 雨漏りは、黙っていてもバレることが多いです
不動産会社の査定では、室内や天井の“あるシミ”や“壁紙の膨らみ”などをチェックしています。
経験豊富な担当者であれば、「この場所…怪しいな」とピンと来ます。
特に、今日のような雨の日は、現地調査にピッタリ。
しっかり見れば、隠そうとしても気づかれてしまうケースが多いのです。
◆ そして…黙って売ると「告知義務違反」になる可能性も
売主様には、知っている瑕疵(かし)は伝える義務=告知義務があります。
雨漏りは、その典型的な対象です。
これを黙って売ってしまった場合、
「あとから損害賠償を請求された」「契約解除された」
というトラブルにつながることも。
もちろん、買主さんだって安心して購入したいものです。
「正直に話してくれた」という信頼が、結果的に良い取引に繋がることも多いんです。
◆ 雨漏りがある=売れない、ではありません
たとえば、
雨漏りの箇所を明示して売る
修理した上で売る
価格調整で納得いただく
というように、選択肢はあります。
だからこそ、ごまかすよりも「正直に話す」方が、売主様にもプラスになることが多いのです。
雨の日に思い出す“あのシミ”があったら…
「これ、買主さんに言った方がいいのかな?」
「修理せずに売るってできるのかな?」
そんな疑問があれば、どうぞ一度お話しください。
弊社「いい家見つかる不動産屋さん合同会社」では、
適正な方法で、ご納得の価格にてのご売却をサポートしております。
おしゃべりするだけでも、気持ちが明るくなることもありますよ。
どうぞお気軽にお電話くださいね。(^_^)