公開日:2025/05/26
カテゴリー:売る時の知識
相続した家や土地、どうしていますか?
実は私にも、似たような経験があります。
亡くなった父は建設業をしていて、自分で造成した土地の“道路部分”の一部を名義上、私名義で持っていました。
「将来、掘削工事があったとき、自分に仕事がくるかもしれない」
そう思って、あえて残していたそうです。
でも父が亡くなったあと、その土地(道路部分の他の持ち分を持っている方)の前に住んでいる方々が
「できれば、この持ち分を譲ってもらえないか」と相談に来られました。
正直、悩みました。
父の考えを尊重すべきか…
でも、母の言葉が胸に残っています。
「そこに住んでいる人が幸せに暮らせることが一番よ。
あなたのお父さんも、きっと喜ぶわよ。」
結局、私は無償でその持ち分を譲渡するという選択をしました。
今も母は、「よかった」と言っています。
たぶん、父も天国で「うんうん」とうなずいてくれてると思います。
【相続不動産に“正解”はない】
この経験から強く感じたのは、
相続した不動産に、決まった正解なんてないということです。
・売るか?
・貸すか?
・使わず残すか?
・誰かに譲るか?
どの選択も、きっと間違いじゃない。
でも、「どうしよう…」と考え続けていると、何も決められないまま年月だけが過ぎてしまうことも多いんです。
亡くなった人の考えや意見も大事にすると言う考えもあるのですが、今を生きている家族(相続人)が喜ぶ選択が結果とて正解の場合もある!
【“気持ち”を整理するお手伝い】
弊社「いい家見つかる不動産屋さん合同会社」では、
そうした迷いをお持ちの方と、これまでたくさんお話をしてきました。
たとえば…
まだ売る気はないけど、今いくらくらいかだけ知っておきたい
兄弟で共有している家だけど、どう動いていいか分からない
管理が大変になってきたので、母の代わりに相談したい
という方も多くいらっしゃいます。
相続した家や土地、
“想い”があるからこそ、決断は難しい。
だからこそ、話すだけでも何か見えてくることがあると思うんです。
【おわりに】
家や土地は、ただの「資産」じゃありません。
でも、思い出や気持ちだけで持ち続けるには、ちょっと重たすぎることもあります。
あなたが「これでよかった」と思える選択ができるように。
そのために、私ツノダがいます。
「相談してみようかな…」そう思ったときは、気軽にお電話ください。
→ 【047-332-5775】
※私か、建築士の妻が対応いたします。
おしゃべりするだけでも、気持ちが明るくなるかもしれませんよ。