公開日:2024/11/03
カテゴリー:売る時の知識
以前から大手不動産業者の囲い込みが問題となっていましたが、
最近は、中小の不動産業者も囲い込みを行い始めています。
現在、レインズ(不動産業者だけがみれるサイト)では、申込が入って場合
表示を切り替えるように指導を受けています。
が・・・
そのまま募集中にしておき、電話確認してもまだありますという。
この物件はまだ紹介できると判断しその情報をお客さまに物件紹介します。
そしたら、新しい手法の囲い込み被害にあいます。
後日、詳しい資料を請求すると、送ってきません!
1日~2日~3日と毎日資料請求しても送ってきません。
担当者も不在という嘘を付きます。
この状態で、お客さまに詳しい資料を提供することができなくなっているわけですが。。。
その結果、反響があったお客さまがしびれを切らして、
元付(物件の売り主側に付いている不動産業者)に電話してしまう。
この電話が来るまで悪徳業者は同業者に嘘をついてワニのように待つのです。
とにかく、この手法は悪質です。
これが、最新の囲い込み手法です。
一般のお客さまには、悪質な不動産業者のやっている行為などわかりません。
お客様側から考えれば、問い合わせした不動産業者が物件資料を送ってくれないのは、頼んだ不動産業者が対応が遅いと判断するのは当たり前ですもんね。
結果、待ちきれずに、元付の不動産業者へ連絡してしまいます。
この流れは普通に考えたら当然です。
しかし、しびれを切らして元付業者へ電話してしまった時点で、カモがネギ背負ってきたと思われているのです。
宅建業法を守らずに、物件の囲い込みを行う不動産業者ですから違法行為は日常です。
同業者さえも騙して商売をしているのですから、お客さまを騙すことなど何とも思っていません。
もしも、頼んだ不動産屋がなかな物件資料を取り寄せてくれない場合は、
元付の悪質な商法が原因の可能性が高いです。
実際に、弊社は今年に入ってこの手法で7件も迷惑を被っています。
不動産情報の囲い込みは違法行為です。
一般のお客さまで囲い込みかどうかを判断するのは厳しいのですが、
とにかく、悪質な不動産屋に電話してしまい、ダマされないようにしてください。
この囲い込みは、売主様の利益の侵害以外そのものです。
売却を依頼する場合は、このような行為を行わないクリーンな会社に依頼しましょう。