公開日:2024/11/01
カテゴリー:売る時の知識
中古不動産を買う人が“本当に”気にしているポイントとは?
こんにちは、西船橋の「いい家見つかる不動産屋さん」です。
今回は、中古住宅やマンションを売る側の方に知っておいてほしいことをお伝えします。
売主様としては、当然「できるだけ高く、早く売りたい」と思いますよね。
そのためには、買主さんが“何を気にして物件を選んでいるのか”をしっかり知っておくことがとても大切です。
最初に気にするのは「価格」と「金利」。でも…
多くの買主さんは最初に「いくらまでの物件が買えるか?」を基準に物件を探し始めます。
つまり、「価格」「金利」「立地」といった条件で検索をかけるわけです。
ここまでは、多くの方がイメージしやすいと思います。
でも、本当に物件を「買おうかな…」と前向きに考えるタイミングになったときに出てくるのは、別の心配ごとなんです。
決める直前に気になるのは「近隣のこと」
例えば──
マンションなら、「上の階がうるさくないか?」「隣の住人はどんな人?」
一戸建てなら、「近所の雰囲気は?」「自治会って面倒じゃない?」
こうした生活に密接した情報こそ、買主さんが最終判断をする上でとても重要になります。
だから、こうした質問が出てきた時はチャンスでもあります。
「問題ありませんよ」と即答できれば、それだけで信頼につながります。
逆に、「ちょっと調べます」と言ってしまうと、せっかく前向きだった気持ちが冷めてしまう可能性もあります。
中古だからこそ得られる“リアルな情報”がある
意外かもしれませんが、新築を買える予算がある方でも、中古物件を選ぶ人は少なくありません。
なぜか?
中古には、新築にはない「周辺環境の情報」があるからです。
実際に人が住んでいる分、「隣の人がうるさい」「生活音が気になる」といったリスクを事前に回避できるメリットがあります。
中には、新築を買って後悔した方が「次は中古で慎重に選びたい」と言って来店されるケースもあります。
中古不動産を売るなら、買主の“心配ごと”に答えられる準備を
買主さんが一番気にするのは「安心して暮らせるかどうか」です。
そのためには、売主さんご自身が知っている情報を、正直に仲介業者へ伝えておくことがとても重要です。
※特に、マンションの上下階やお隣さんの様子などは、実際に住んでいた人しか分からない情報です。
これらの情報があれば、**客付け業者(買主側の担当)**も、購入希望者に安心感を与えることができます。
弊社の取り組み
「いい家見つかる不動産屋さん」では、こうした買主の“気になるポイント”を丁寧にヒアリングし、
売主様と共有することで、購入者にしっかりと伝えられるようサポートしています。
特に人気の駅チカ中古マンションなどでは、少しの差が大きな決断に繋がります。
ただ「高く売りたい」ではなく、
「買主さんの不安を取り除くこと=売却成功の近道」だと、私たちは考えています。
最後にひとこと
中古不動産の売却では、「どう見せるか」よりも「どう伝えるか」が大切です。
購入を真剣に考えている方が知りたい情報に、きちんと答えられるように。
売却を検討している方は、経験豊富で、物件ごとに対応を変えてくれる不動産業者を選んでくださいね。
「いい家見つかる不動産屋さん」では、お客様の物件に合わせた販売戦略を一緒に考え、ご納得いただける価格での成約を目指しています。