公開日:2023/08/03
カテゴリー:売る時のQ&A
【注意喚起】高額査定にだまされないでください
~不動産売却で後悔しないために~
こんにちは、西船橋の「いい家見つかる不動産屋さん」です。
最近、中古車販売の大手企業で問題が取り沙汰されていますね。
不動産業界でも似たような構造が存在するのをご存じでしょうか?
■ 表に出ない「査定の裏側」
ネットで相場が分かる時代とはいえ、実際に店舗や訪問査定での営業トークは、まだまだ“ブラックボックス”のままです。
今の不動産業界で主流なのは、
「とにかく高くてもいいから物件を預かる」
という営業方針。
売れるかどうかは関係なし。
「物件を預かること」に意味がある、という考えです。
■ 高額査定=高く売れるとは限らない
売主さんの期待をくすぐるような査定額を出す会社もありますが、高く売れる保証はどこにもありません。
実際、こういう高額査定に飛びついて、
「なかなか売れない…」
「1週間後にすぐ値下げ要求された」
「100万円単位の値引きを迫られた」
そんなトラブルが後を絶ちません。
■ 「買取価格」で、査定の本気度がわかる!
高額査定が本物かどうかを見極めるためには、この一言を営業マンにぶつけてみてください。
「御社で買取するなら、いくらになりますか?」
ここがポイントです。
売れる価格の7割くらい=納得できる査定
明らかに乖離している=“預かりたいだけ”の査定
■ たとえば、こんなケース
高額査定のA社:3,780万円
他社平均査定:3,280万円(差:500万円)
では、A社の買取額は? → 2,646万円(=査定額の7割)
他社平均の買取額:2,296万円
→ 買取額で比べると、その差はたった350万円なんです。
このギャップを冷静に見て、**「本当に売れる価格帯はどこか?」**を考える必要があります。
■ 大手営業マンの戦略に注意!
一度媒介契約を取ったら、値下げを毎週提案
値下げに応じないと、広告の掲載を減らされる
日本人は断るのが苦手 → 他社に切り替えにくい
これ、戦略としてマーケティングされているんです。
でもこれは、「本当に高く売る方法」ではありません。
■ あなたが家を買ったときのこと、覚えていますか?
買うときは「高すぎないか?」「相場と比べてどうか?」と慎重に考えたはず。
なぜ売るときだけ“高くても売れる”と思ってしまうのでしょうか?
買主さんの方が、よほどシビアに相場を見ています。
■ まとめ:大切なのは“信頼できる売却パートナー選び”
✔ 高額査定=高く売れるではない
✔ 「買取価格を教えてください」で査定の真偽がわかる
✔ 他社との比較で“売れる価格帯”を見極める
✔ あなたの都合ではなく、“買う人の目線”も大切に
「本当に売れる価格」と、「売れるように見せかけた価格」は違います。
不動産を売却するなら、“ちゃんと売ってくれる会社”を選んでください。
西船橋エリアでの売却相談は、
**買主さんの目線まで考える『いい家見つかる不動産屋さん』**までどうぞ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。