公開日:2023/07/27
カテゴリー:売る時の知識
【注意】その高額査定、本当に信じて大丈夫ですか?
こんにちは。
西船橋の「いい家見つかる不動産屋さん」です。
それにしても…
最近の天気予報、日本地図が“赤”どころか“紫”になっていて驚いています。
どれだけ日本は暑くなってるんでしょうか…? 梅雨前線も関東を通り越して、かなり北まで上がってますね。
さて、今日のテーマは、
**「不動産の高額査定にだまされないでください」**です。
■ 高く査定されたら…うれしい。でもちょっと待って
売却の相談をすると、不動産会社から査定書が出てきます。
中には「他社よりも高い金額」を提示してくる会社もあります。
でもその金額、本当に売れる価格ですか?
数字だけに踊らされて、冷静な判断ができなくなっていませんか?
■ 魔法の質問「御社で買取だといくらになりますか?」
査定書が出てきたら、ぜひこう聞いてみてください。
「御社でこの物件を買取する場合は、おいくらになりますか?」
このひと言が、査定金額が妥当かどうかを見極める魔法の質問になります。
買取価格が査定額の7割程度 → 妥当な査定の可能性が高い
逆に6割を大きく下回る → 高すぎる査定、つまり“釣り査定”の疑いアリ
■ 高すぎる査定の裏側にある営業マンの事情
一部の不動産会社では、「物件を預かるだけ」で営業マンの評価が上がる仕組みがあります。
つまり、売れなくても媒介契約が取れればOKという営業手法があるのです。
売れない価格で出しておいて、あとで「やっぱり下げてください」と言われる――
こんな経験をされた売主様も実際にいらっしゃいます。
広告に出すだけ出して、掲載枠を減らされ、結局売れず…。
最初から妥当な価格で出していたら、もっとスムーズに売れていたかもしれません。
■ 査定金額に迷ったら“掛け目”を確認!
査定額 ÷ 買取額 × 100 = 掛け目(%)
この数字が70%前後なら信頼できる査定、
60%を切っていたら注意が必要です。
たとえば…
査定額 | 買取価格 | 掛け目 |
---|---|---|
2,500万円 | 1,750万円 | 70% → 妥当 |
3,000万円 | 1,750万円 | 58% → 要注意! |
■ 訪問査定は“マイナス”が見えてくる
ちなみに、ネットや電話で行う机上査定は、あくまで「プラス評価だけ」の金額です。
実際に訪問査定をして、室内の傷みや立地のマイナス点が見えてくると、査定額が下がる会社も多くあります。
高額査定ほど、その後に下がる幅も大きくなりがちという点も頭に入れておきましょう。
■ まとめ:査定を受けるときの3つのポイント
査定額が高すぎると感じたら、必ず「買取額」も聞く
査定額と買取額の“掛け目”で信頼度を判断
訪問査定では「マイナス点」も正直に伝えてくれる会社を選ぶ
不動産は大切な資産です。
少しでも高く、スムーズに売却するためにも、数字のカラクリにご注意を。
西船橋エリアでのご売却は、「いい家見つかる不動産屋さん」へぜひご相談ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。