公開日:2023/07/03
カテゴリー:売る時の知識
【“綺麗に使ってきた”だけでは足りません】
中古住宅を少しでも高く売るために大切なこと
今日は、中古住宅を売却する際に多くの方が勘違いしがちなポイントについて、
少しお話しさせていただきます。
■ 売主さんの「綺麗に使ったんですけど」に対して
査定や売却のご相談の際、よく聞くお言葉があります。
「うちは綺麗に使ってきたから、きっと大丈夫ですよね?」
たしかに大切に使ってこられたお住まいには、
私たちも敬意を感じます。
でも…実は買主さんの目線からすると、
「綺麗であること」は“当然”と思っていることが多いのです。
■ 中古住宅を探す方の“感覚”を知っておくと売りやすい
中古住宅を購入しようとする方のほとんどは、
それまで賃貸に住んでいた経験しかない方が多いです。
賃貸住宅は、入居前に必ずクリーニングが入り、綺麗な状態で引き渡されますよね。
その感覚があるので、内見時に
「これ、リフォーム前ですか? このまま住むんですか?」
といった声が出るのも無理はありません。
つまり、“綺麗であること”が当たり前という基準になっているということなんです。
■ 実は、ちょっとした掃除が価格交渉を防ぐ!?
もちろん、「ピカピカの新築のようにしなさい」ということではありません。
ただし、ある程度きちんと掃除されている/片付いている/ニオイがしないといった状態は、
それだけで買主さんの印象が良くなり、価格交渉されにくくなる可能性があります。
実際に、似たエリア・似た築年数・似た間取りの物件でも、
整理整頓されていて
障子が破れておらず
水まわりがスッキリしていて
生活感が少し抑えられている
…そんな物件の方が**「指値(=値引き交渉)」が入りにくい**傾向にあります。
■ 「売る」前にできる“ちょっとした努力”が差を生む
買主さんの「できるだけ安く買いたい」という気持ちは自然なもの。
でも、それを上手にコントロールするのは、売主さん側の“工夫”でもあるのです。
玄関を片付ける
お風呂やキッチンの水アカを落とす
カーテンを洗う
不要な家具はできるだけ処分 or 一時的に片付ける
こんな小さな努力で、最終的な成約価格に差が出ることもあるのが不動産売却の面白いところです。
■ まとめ:ちょっとの掃除が、大きな価格差に
✔ 中古住宅だからといって「汚くてもOK」は通用しない
✔ 買主は“綺麗で当たり前”という感覚で物件を見る
✔ 少し掃除・片付けをするだけで、印象は大きく変わる
✔ 価格交渉を防ぐためにも、内見前の準備は超重要!
「今から何を準備すればいい?」
「うちはこのままで大丈夫かな?」
そんな時は、お気軽にご相談ください。
話すだけでも気持ちが明るくなりますよ (^O^)
西船橋周辺の売却は、「いい家見つかる不動産屋さん」が丁寧にサポートいたします。