公開日:2022/02/17
カテゴリー:売る時の知識
船橋市も先日は雪が積もりました。寒い日が続きますね。
【事実】こだわりの注文住宅、売るときに苦戦することも…
こんにちは、
いい家見つかる不動産屋さんです。
今日のテーマは、
「新築時に個性を重視しすぎた家は、中古で売るときに苦戦することがある」
というお話です。
■ 「自分らしい家」は、他人にとって「クセが強い家」
新築の注文住宅を建てるとき、多くの方が「自分たちらしい家」を目指して、間取りやデザインに強いこだわりを持たれます。
弊社は一級建築士事務所としても登録しておりますので、そうしたご相談もよく受けています。
ですが…
中古住宅を探している買主さんの多くは「普通の家」「万人受けする間取り」を求めている傾向があるんです。
特に私たちが活動する千葉県船橋市周辺ではその傾向が強いと感じています。
■ 「こだわり」がネックになる現実
どんなに素晴らしい設計であっても、
築20~25年ほど経過すると、建物としての評価は下がっていきます。
そこに加えて「間取りが個性的」「建築費が高かったから高く売りたい」という条件が入ると、買主側の心にブレーキがかかることも。
実際には、「そのこだわりがなければ買いたかったのに…」という声も少なくありません。
■ 価値観は時代と共に変わる
以前は4LDKが主流 → 今は3LDKや2LDKを希望する声も多い
「車2台分のカースペース必須」 → 「駅に近ければ駐車場不要」という人も増加中
無理な住宅ローンよりも“余裕ある返済”を選ぶ若い世代が増えている
このように、住まいに対する価値観は数年単位で変化しています。
■ 売却時に必要なのは、“個性の伝え方”
大切なのは、
**こだわった家を「どう伝えるか」**ということ。
建物の個性や工夫は、適切に説明すれば「価値」として伝えることができます。
しかし、それをうまく言葉にできなければ「クセのある家」と受け取られてしまう可能性も。
つまり、売却時の営業マンの腕が問われる時代に入ってきているとも言えます。
■ まとめ
こだわりの注文住宅も、時代に合わせた伝え方ができれば価値をしっかりと伝えられます。
でも、個性的な家ほど、売るときには“伝え方の工夫”が必要なんです。
ご自宅の売却をお考えの方、
「この家って、売るときどう見られるの?」
そんな疑問があれば、ぜひ一度おしゃべりしにきてくださいね。
お話するだけでも気持ちが明るくなるかもしれません^^