公開日:2022/01/27
カテゴリー:売る時の知識
【木造住宅の売却】耐震診断で“買主の不安”を先回りして解消しよう!
こんにちは、いい家見つかる不動産屋さんです。
今回は、**木造住宅を売りたい方向けの“ちょっとした工夫”**についてのお話です。
最近の買主さんは、「地震に強い家なのか」を気にする方がとても増えています。
背景には、全国各地での地震被害や、地震保険の加入率の上昇があるようです。
■ あなたが買主だったら、耐震性が気になりませんか?
自分や家族の命を守る「家」。
買主さんが少しでも不安を感じてしまえば、売却はスムーズに進みません。
「気になることがある物件」より
「不安が少ない物件」の方が、選ばれやすいのは当然ですよね。
■ そこで提案:「耐震診断」を受けてみませんか?
買主さんの不安を先回りして取り除く方法として、“耐震診断”の実施はとても有効です。
よく耳にする「インスペクション(建物状況調査)」と合わせて、
耐震性に絞った診断を行うことで、物件の信頼性はグッと上がります。
■ まずは、自宅の履歴を振り返ってみましょう!
建築年(1981年6月以前?以降?)
建築確認や完了検査を受けているか
増築やリフォーム歴はあるか
災害による被害の有無 など
こうした履歴をまとめたうえで、耐震診断を受けることで、
あなたの家が「どの程度の地震に耐えられるのか」が数値で分かります。
■ 耐震診断にかかる費用は?
おおよその目安ですが…
一般診断:10万円前後
精密診断:20万円前後
※診断の内容や地域によって多少異なります。
■ 「旧耐震基準」の物件は特に注意!
1981年6月より前に建築された物件は、現行の耐震基準よりも弱い可能性があります。
こうした物件をそのまま売り出すより、事前に診断をして安全性を“見える化”しておくほうが、買主の信頼を得やすくなります。
■ 差別化が必要な今だからこそ「安心材料」を用意しよう
今の買主さんはネットでの情報収集も得意。
昔のように「ただチラシに載せれば売れる」という時代ではありません。
「なぜこの家を買うべきか」の材料を、売主側が用意してあげることが大切です。
確かに、売主にとって「耐震診断=自分の家の弱点を探すようなもの」に感じるかもしれません。
でも、買主が有利な時代だからこそ、不安要素の“見える化”は信頼につながります。
■ 弊社では、信頼できる診断会社をご紹介しています
「診断って、どこに頼めばいいの?」「結果が悪かったらどうしよう?」
そんなご相談も大歓迎です。
いい家見つかる不動産屋さんでは、安心して任せられるインスペクション・耐震診断の専門会社をご案内しています。
■ 最後にひとこと
耐震診断は「損」ではなく、「信頼」という“見えない資産”を築く行動です。
売主さんも買主さんも納得のいく取引を進めるために、
「不安の解消」という視点で、ぜひ一度ご検討ください。
おしゃべりするだけでも気持ちが明るくなるかもしれません^^
お気軽にご相談くださいね。