公開日:2025/04/04
カテゴリー:売る時の知識
こんにちは。「いい家見つかる不動産屋さんツノダ」です。
これから不動産の売却をお考えのお客様に、見落としがちな“重要書類”のことをお伝えします。
■ 建築確認済証や検査済証って、何のこと?
不動産を建築する際、「建築基準法」に則って適法に建てられているかを審査されます。
そのときに交付されるのが「建築確認済証」です。
また、建物が完成した後には、役所や指定機関による完了検査があり、それに合格した際に交付されるのが「検査済証」です。
この2つは、「きちんと法令に則って建てられた建物ですよ」という証明になる、大切な書類です。
■ なぜ、売却時にこの書類が重要になるの?
建築確認済証や検査済証がないと、次のような不安材料になります:
買主様が「法的に問題のある建物なのでは?」と不安になる
金融機関が住宅ローンを承認しにくくなる
増改築や再建築の際に、行政から指摘を受ける可能性がある
つまり、建築確認済証や検査済証がないだけで、「買いたい」と思ってくれる人が減ってしまうのです。
■ 特に注意が必要なのは「住宅ローン審査」
最近の住宅ローン審査では、書類の有無がかなり重要視されます。
建築確認済証や検査済証が無い物件では、
ローン自体が通らない
通っても金利が高くなる
借入額が制限される
といったケースが多くあります。結果として、「現金購入できる人」にしか売れず、買い手の幅がグッと狭まることになります。
■ 書類がない場合、どうすればいい?
ご安心ください。
建築確認済証や検査済証が見当たらなくても、いくつか対応策があります。
役所で再発行の可否を確認する
代替書類や現地調査で説明責任を果たす
現況調査報告書や建物状況調査(インスペクション)を活用する
いずれにしても、売却前の早めの準備がカギになります。
■ ご不安な方は、私たちがサポートします
建築確認済証や検査済証がなくても、売却できた事例はたくさんあります。
ただし、その場合は買主様の不安を丁寧に解消しながら、販売戦略を練ることがとても大切です。
弊社では、そうしたケースも多く扱っております。
「ウチの家、大丈夫かな?」と感じたら、まずはお気軽にご相談ください。
相談してみたらホッとしたよというお声も頂いております。
おしゃべりするだけでも、悩みがスッキリする場合もありますよ~(^O^)
📞 047-332-5775(10:00~18:00)
【まとめ】
建築確認済証・検査済証は「適法な建物です」という証明書
書類がないと、買い手が見つかりにくくなったり、住宅ローンが使えなくなることも
早めの準備と専門家のサポートで、不利な条件をカバーできる