公開日:2024/12/14
カテゴリー:売る時の知識
大手が避けたがる!? こんな物件、実は「やりたくない」んです…
今日はちょっと本音トークを。
「不動産屋さんって、どんな物件でも一生懸命売ってくれるもの」
…って、思っていませんか?
でも実際のところは、大手や準大手の不動産会社でも、あまり積極的にならない物件というのが、確かに存在するんです。
大手が“嫌がる”2つのパターン
それはズバリ、
低価格帯の物件
売主さんが協力的でない物件
大きく分けると、この2つです。
【1】低価格帯の物件
不動産の仲介手数料には「上限」が決まっています。
たとえば3,000万円の物件なら、仲介手数料の上限は「3%+6万円(+消費税)」。
この仕組みの中で、1,000万円未満の物件だと、手数料が少なくなってしまうので、大手からすると「割に合わない」と判断されることが多いのです。
さらに、価格が安い物件ほど、
・過去の用途が不明瞭だったり
・法令上の制限が複雑だったり
・違法建築の可能性があったり…
リスクが高い傾向にあるのも事実。
こうしたリスクを避けるために、「査定をわざと低めに出す」なんてケースも見られます。
つまり、「売主さんの方から断ってくれる」のを待つスタイルです。
【2】売主さんが協力的でない物件
「測量はしない」
「雨漏りは黙っていても平気」
…そんな姿勢の売主さんも、正直いらっしゃいます。
もちろん、どの不動産会社でも丁寧な対応を心がけますが、情報提供や手続きに非協力的な方だと、取引自体を避ける方向になることもあります。
実際、媒介契約を結んだあとでも、途中で「契約解除」を促すこともあるほどです。
不動産は、唯一無二の資産
車と違って、不動産は同じものがひとつとして存在しません。
相場があっても、「全く同じ条件の比較対象」が存在しないため、判断が難しいんです。
価格が安くても、数百万円〜数千万円の取引になります。
「安いから失敗しても仕方ない」では済まされない金額ですよね。
最近は、大手も“選り好みできない”?
とはいえ、不景気もあり、大手も低額物件の媒介を請けるケースが増えてきました。
…が、あくまで“受けているだけ”という印象が強く、積極的な販売活動まではなかなか行われないのが現実です。
しかも、リスク回避のために、契約書や重要事項説明書には、細かい特約事項がたくさん記載されていることも少なくありません。
当社は、調査に妥協しません
弊社「いい家見つかる不動産屋さん」は、
・宅建士である代表
・一級建築士のパートナー
この二人三脚で、物件調査にもしっかりと力を入れています。
「少しでも不明な点がある場合は、契約前に解決」
…この姿勢を徹底しています。
調査には時間も労力もかかりますが、売主さん・買主さん双方に安心して取引していただくための最も重要なプロセスと考えています。
まとめ
安い物件=リスクが高い、というイメージがあるのは確かですが、
その一方で、**「大手に断られたけど、本気で売りたい」**という方の力になれるのが、私たちの役割だとも思っています。
調査の精度、対応の丁寧さ、そして何より「一人ひとりのお客様に寄り添う姿勢」には自信があります。
どうぞ、まずは気軽にご相談ください。